土木工事は、自然災害の防止や社会インフラ整備のための公共的な構造物を造り上げる工事を指します。代表的な例として、コンクリート、木材、土石を使用した、道路やトンネル、空港、鉄道、橋梁、ダムなどの建設や、ダム、鉄道、河川、上水・下水道、湾岸などの工事が挙げられます。
高度成長期に整備されたインフラ設備は、建設後50年以上を経過し老朽化が進んでおり、今後はその更新工事や維持管理工事が必要です。また近年は、地球規模での気候変動により、台風や水害または地震などの自然災害による被害が増加しており、防災・減災に向けた工事や被害からの復旧工事が急がれています。